科学あそびが延期になった・・・からではありませんが、
かまくら作りが盛んな年長さんがでんぷん糊を見て スライム を思い出しました。
そういえば、夏前に作りましたっけ!
ということで、今回は5(水糊):1(澱粉糊)の分量だけ知らせ、量ることから始めました!
「さ~何ではかる?」と声を掛けると・・・

メジャーを持ってきた子ども達・・・ どうやって測るのかな?子ども達の発想にワクワクします♡
が、水糊を図ったところで「これじゃあわからないよ」・・・と合致し、さらなる測れるものを探します。
すると、澱粉糊の重さに「持ってごらんよ!重いよ」「持ち上げられる?」「できるよ!」なんて言いながら「重さ」と言うワードに辿り着きました。
早速、料理で使う「スプーン何杯とか、コップで何杯っていう量り方もあるよ」と知らせてみましたが・・・
実感を超えるものはないようで(使いたかったのもあると思いますが)給食室にある量りで「量る」ということになりました。
せっかくの量りなので袋量と言うシステムも知らせ、ボタンを押すと・・・容器の重さが消えて0に!「お~!!」という声がもれました。
そして「あれ?(数字)なんだったっけ?」と言う声に、「記録をするといいよ」と記録を取ることも知らせました。
協力して水糊の量が分かったところで、計算機を教え水糊の5分の1の量!澱粉糊が68g必要なことを知らせました。
ホウ砂を50の水に4㏄溶かすには計量カップで測る必要があることを知らせ、30までしかない計量カップで50の水を用意してもらいました。
必要な材料が整ったら・・・・
まずは糊同士を混ぜていきます!
混ざった糊に少しずつホウ砂水を入れていきます。固まっていくたびに力が必要になってくるため自然と順番に混ぜていき、「頑張れー」「マッスル―」と応援も始まりました。
途中保育士の手も借りて・・・ついにスライムができました!
光に輝いたり、透けて見えたりすること!のびたり、溶けたり?する動きの変化に興味関心を持ったり・・変化を楽しんでいました!
すると、1人が丸めはじめ「きれいでしょ」と見せに来てくれたところで、「水分が抜けるとスーパーボールになるんだよ」と知らせると、聞きつけた周りの子もスライムを丸め始めました・・・
でももう夕方・・・お迎えも来るね!続きはまた明日!
翌日
昨日スーパーボールになりかかっていた子たちが「昨日より跳ぶ(弾む)かな?」「跳ぶ跳ぶ~」「どっちの方が跳ぶ?」とまたまた変化を楽しんでいました。
え?スーパーボールが作れるの?とお休みだった子も加わって、みんなでスーパーボール作りが始まりました!
丸めていると互いの固さにも着目しだし、「どのくらい丸めてた?」と目安を確認し始めました。すると・・・
5分ごとに大きさを確認する子まで現れました。
水分が抜けてくると硬さだけではなく、色も変化することを発見!
後から丸めたはずなのに早く水分が抜けている子を見つけ温かい所?おひさまの当たる所が早くスーパーボールになるのかな?と試したりもしています。
時間だけではスーパーボールにならないことにも気が付き、長らく丸めないといけないことを悟った年長さんのスーパーボール作りはまだまだ続きます!