芽出しをして、苗として育ててきた稲もすくすくと育ち、いよいよ大きなお家に引っ越しです!
まずは・・・
田んぼ作り
二人組になって3ん種類の土を混ぜ合わせて田んぼの土を作ります
さあ、バケツと土とシャベルを使ってどのように混ぜていきましょう・・・
「どうやって黒土を6入れる?」と聞くと、相談が始まりました。
一人の子がバケツの中に線がある事に気が付きました!
「素晴らしい!メモリっていうんだよ。でもどうする?」
と投げかけると・・・
「1.2.3・・・」線を数え始め「この6は?」と気が付いた子がいました!
「素晴らしい!この線の6まで!って気が付くなんて!」「下から6の所の線まで黒土を入れてみよう」
次はメモリ3つ分の赤玉、鹿沼は1メモリ分入れていきます。
袋を持って流し入れる組や、シャベルで少しずつ入れる組・・・それぞれが考え、話し合ってより良い方法を見つけていっていました。
さて、土を入れたら混ぜ合わせていきます。
誰かがバケツを斜めにすると混ぜやすいことに気が付きました。
すると、こぼれないように入り口を押さえて置く子が現れました。
素晴らしい気付きです!様々な活動の中で、子ども達はこのように生活の知恵が育まれていくのだな~と実感する瞬間でした!
そして・・・
田植え
再度、土を混ぜたら、今度は水と土を混ぜ合わせていきます。
泥になる感触に戸惑う子もいましたが、段々と混ぜ合わせることに夢中になり、泥の感触も気にならなくなったようです。
5本ほど苗を束にしてから、myバケツにギュっと植えていきます。苗が折れないようにそっとつかみながらもしっかり根が張るように泥に押し込むには絶妙な力加減が必要です。
今年の年長さんも、沢山の経験を力に変え、苗を折らずにしっかり植え付けることが出来ました。
乳児期からの自然遊びを始め、様々な遊びが力となっています。
泥が付いた手や道具はバケツで洗います。「なんで?」と疑問を口にしてくれた年長さんに
「混ぜる時大変だったでしょ?泥は細かいから、水道に流したらどうなると思う?」と問いかけると・・・
「つまちゃう!」「流れなくなっちゃう」と気が付き答えてくれました。色々な物事に意味があることにも気が付き始めたようです!
これからはお日様と雨という自然の力を最大に借りながら育てていく稲!
運動会の頃には沢山の実がついてくれることでしょう!