レシピ「にぼしの佃煮」

給食で作る和食では主に煮干しの出汁を使用しています。
出汁を取った後の煮干しは捨てずに佃煮にして
給食の時間に一緒に提供することがあります。
とても人気なのでぜひご家庭でも作ってみてください。

※小魚なのでしっかりと噛む必要があります。
そのため、はと組うぐいす組に提供しています。

◎材料
・出汁を取った後の煮干し・・・100g
・三温糖(上白糖)・・・40g
・濃口醤油・・・20g
※保育園では三温糖を使用しています。
上白糖でも大丈夫です。
お好みで三温糖を増やして甘めに作っても美味しいです。

◎手順
①煮干しの出汁を取る
煮干しを20分浸水させた後、火にかけ沸騰させる
②調味料を入れる
沸騰した水から煮干しを取り出し
フライパンなどに移して調味料を入れ、火にかける(中~強火)
③よく絡める
煮干と砂糖から水分が出、醤油と一緒に蒸発していきます。
粘度が出てくるのでよく煮干しと絡めてください。
④冷ます
糖分が焦げる前に火から外します。
フライパンのままでもお皿に移しても良いので
冷ましたら完成です。

Q.浸水させるのは何故?
A.すぐに火にかけると煮干しの身が硬いです。
よく浸水させると身が軟らかく食べやすい佃煮になります。
20分程度で食べ応えのある硬さで
30分浸水させると身が崩れやすくなります。

Q.煮干しをそのまま使ってはいけないの?
A.煮干しはそのままでは身が硬いほかに
出汁の成分や塩分も含まれています。
佃煮にする際に味に違いが出てくるので出汁をとった後の
煮干しを使ってください。