「た・ち・う・お・🐟」だって!なんだろう?
いつも給食の先生が、その日の献立に使用する食材を書き出してくれているのですが、「たちうお」という使い慣れない名とお魚マークが・・・
「魚かな?」
「なんだろう?」
「先生これ何?」
「(三色食品群の)どれ?」
と保育士に投げかけてきました。
学びのチャンス到来!!です。
「図鑑で調べてみようか?」と声を掛けると
「どんなだかわからないよ~探せない!」と期待どおりの返事がありました。
『「索引」ていうところで「たちうお」を探すと見つかるよ」
と声を掛けると、数名が、索引の使い方を覚え、様々な図鑑で検索を始めました。
残念ながら、保育園にある図鑑には「たちうお」はありませんでした。
しかし、一つだけ「アカタチ」と名前のよく似た魚は見つかりました。
「たちうおの仲間かな?」
「たちうおと一緒かな?」
謎は深まるばかりです。
「誰なら知ってるかな?」
「どうしたらわかるかな?」
と友だちと考えを巡らせる年長児!その仲間はどんどん増えていきます。
『「たちうお」って書いたのは誰かな?』と投げかけてみると・・・
「💡そうだ!給食の先生!」「給食の先生は知ってるかな?」
と意見がまとまり、かろうじて載っていた「アカタチ」のページを開いて質問に出かけました。
さ~食育の始まりです!
まずは「たちうお」と「アカタチ」は同じものかから始まりました。
残念ながら給食の先生もわからないとのこと。
でも!
と、太刀魚について教えてくれました。
名前の由来の一つとされている、立って泳ぐ様も見せてくれました。
「見たことあるな~」
「何でだっけ?」と考え始めた子ども達に
「水族館にいたのかもね」と言うと・・・
「そうだ!水族館だ!」
「ぼくも!」
と気付き
「こうやって泳いでたね」
「もっとこうだよ」
とレクチャーまでし合っています(笑)
その後、給食の先生が、「太刀魚」と「アカタチ」の資料をプリントアウトしてくださり、さらに学びを深めていきました。
・住んでいる場所・深さ
・食べている物
・大きさ、形
等々
そして、アカタチと太刀魚は似ているけれど、タチウオ科とアカタチ科と少し違うことも学びました。
形の違い色の違いを比べる子や、太刀魚の食べ物を詳しく調べる子・・・
1人ひとりの興味を掘り下げていました。
学びを深めた「太刀魚」に、思いをはせながら食す楽しさを教えてもらった年長です。