食育:はと組②「炊飯・みそ汁作り」

~脱穀から精米~

お部屋での活動で脱穀と精米をしました。

5月から始めたお米作りも遂に収穫を終えて脱穀です。
牛乳パックや割りばし、お茶碗を使ってやると子どもたちでも出来ます♪

精米機で玄米から糠を取ります。

~次の日~食育

いよいよご飯を炊いていきます。

みんなが収穫して精米までしたお米を触ってみるとどんな感触かな?

お米を炊く前に何をするでしょう?という質問には意外と答えれる子がいなく
無洗米が多いのかな?と話していました。

まずは洗米。お米を洗う(研ぐ)ところから始まります。
水に浸かる前と研いでいるとき、感触の違いも楽しめました。

今回は2.5合のお米。炊きあがりはどうかな?

炊飯器から漏れる蒸気や香りにも敏感に反応してくれたり
炊く前のお米と、炊いたご飯の量の変化を見て
意外と多く出来たのか、少なくなってしまったのか

ご飯を作るにはいろいろな人たちが関わっているのを知って
ご飯を大事に食べて欲しいですとお話ししました。

~出汁をとってみそ汁作り~

ご飯が炊けるまでの間に、みそ汁作りです!
前の日には多かった鰹節派の子が何故か少なくなり
特別に今回は煮干し出汁と鰹節出汁の2種類のみそ汁を作りました。

煮干しの頭は使うと出汁に雑味が出てしまうので取ってしまいます。
「頭は食べても良いの?」
苦いかもしれないけど大丈夫だよ

食べたときにも感じた通り、煮干しは最初は硬いので
しばらく浸水させておきます。
その後、火にかけて出汁を取っていきます。

そして、鰹節の出汁です!
鰹節出汁は沸騰したお湯に鰹節を投入して作るので
少し離れて見学しました。
透明だった水が鰹節によって茶色く変化するのを見たり
ただよう香りに、良い匂いがすると喜んでいました。

おみそ汁には具材も必要だね

今日のみそ汁の具は、キャベツ・もやし・園庭で採れた大根です。
(大根は給食室で職員が切ったものを使用しました。)

 

もやしはみんなで手でポキポキ

キャベツは包丁にチャレンジしました🔪
(キャベツは硬いので一度給食室で蒸して柔らかくしたものを使用しました。)

多くの子が、包丁経験があるということで手を切らないよう補助したくらいで
みんな上手に包丁を使うことが出来ました👏

 

汁が煮込まれるのを待っている間です。
本に載っている味噌の話。赤味噌・淡色味噌・白味噌・米味噌・豆味噌
普段給食で使用している市販品とみんなで作った味噌
どれがどれかな?と話しています。

出汁を取り終わった煮干しは良い匂い?
匂いは美味しそうでも、食べると味が全然しなくて美味しくありません。

ご飯も炊けて、みそ汁も作って、最後に試食タイムです。
煮干し出汁と鰹節出汁、どっちのみそ汁が美味しかったかな?
炊いたご飯はどうだったかな?

すぐ後の給食の時間には
煮干し出汁×市販味噌のみそ汁もあり
色々なパターンのみそ汁を経験できたと思います。

自分の好みは見つかったかな?

自分たちで作って食べるご飯は
とても楽しく、美味しかったと思います。