食育:はと組①「だし比べ」

はと組で食育の「だし比べ」をしました!

今回使用する乾物は3種類
普段、給食の汁物でも使っている「煮干」
家庭では一般的で、保育園では離乳食でも使っている「鰹節」
そして、うどんやそうめんの汁を作るときに使っている「昆布」です。

出汁って、そもそも何?

まずはパソコンを見てお勉強しました。

だしは魚や肉、乾物などを煮出した「出し汁」のことです。
乾物にも色々種類があって、作る料理によってどんな出汁を使うかを考えます。

普段、給食で使った煮干しや鰹節などはできる限り再利用を心がけています。
その中で子どもたちに人気なレシピが「にぼしの佃煮」です。

レシピ「にぼしの佃煮」

見て・嗅いで・味わってみよう

お勉強をしたら、今度は実際に乾物3種類を見てみよう。
煮干しは保育園でよく見るよね?
鰹節はたこ焼きやお好み焼き、お豆腐に乗ってたり
昆布はお菓子で食べたことあるという声もありました。
触って、食べてみると意外と硬いという反応や
嗅いでみると、とても良い匂いがすると好意的な印象のようです。

出汁スープ💡

出汁はそのまま飲むには子どもたちにはつらいと思ったので
薄口醤油を少し使い飲みやすくしたものを使いました。

1・2・3と書かれた紙コップに入れられた3種類の出汁スープ
どれが何の出汁を使っているか分かるかな?
どれが一番美味しかったかな?

なんとクイズは驚異の全問正解💮
配って匂いを嗅いだだけでは正解も少なかったけれど
目敏い子は紙コップに入った細かい鰹節を見て、すぐ分かったり
飲んだらその違いをはっきりと分かった子ばかりで大人たちもびっくりしました。

明日のみそ汁(食育)どうする?

本来、給食では煮干しを使ってみそ汁を作っていますが
子どもたちにアンケートを取ると煮干しで作りたい派と
鰹節で作りたい派が半々くらいでした。
普段、煮干しのみそ汁を飲んでいるから鰹節にしてみる?と聞くと
子どもたちも納得の大賛成
次の日への楽しみになりました。

日本の食の文化である「だし」と「うま味」をとても楽しんで
美味しいと思って学べたことはとてもうれしく思います。